「皆さまこんにちは、有限会社zoriグループ代表取締役社長の平井 篤と申します。
私は島根県の日本海に位置する隠岐の島という離島に生を受け18歳まで何不自由なく、すくすくと育てられました。
もの心ついた頃は隠岐の島には商店街があり、川には漁船がビッシリひしめき合い漁師さんや農家の方に魚や野菜やお米を貰えるなど、それは人も多く活気に溢れておりました。
しかし私が18歳で本土に渡ってから35年。
商店街は無くなり、振り返ればたった35年で人口が半分になっておりました・・・愕然としました。
これは日本国の近未来の縮図ではないのか?
顔見知りは皆さん高齢化し、あの頃友達が住んでいた地域は空き家だらけ、ひしめき合っていた川の漁船もまばらになり盛んだった野山も荒れ放題。
悲しさと危機感が私を奮い立たせました。
何不自由無く育てて頂いた故郷の為に残りの人生を捧げよう。
漠然とそう心に誓い、テレビ出演や雑誌掲載、有名芸能人専属など本業の華やかな美容業に一区切りつけ、35年間疲弊していた故郷のお役に立てないかとの思いに至りました。
地方の人間が、我が地方の産物を自分たちで都会へ持って行き販売する!
この単純明快な行商がなぜ出来なかったのか?
この部分に時代に即したメスを入れ、全国の過疎が進む地方の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。
私の土地建物は隠岐の島にありますが私には跡継ぎがおりません、このままだと我が家も空き家となりいずれ迷惑をかけて朽ちる運命でした。
それならば私が絶命するまでに、隠岐の島はじめ日本海側の過疎が進む港町の未来に会社と仕組みを残そうとの思いに至り、個の利益追求より将来の人のため、地方のため、地域のために残る会社を、人々がこの会社と仕組みで末永く生活ができる様にと考えました。
誰もしたことが無い事にチャレンジしようとしております。
ですから有限会社zoriグループは常に流動的であり、時代や流行に素早く対応出来る様に沢山の事業部で活動いたします。
これはぶれてる経営ではなく常に流動的かつ恒久的な会社と成るようにとの思いで、また全国の過疎が進む地域の模範となりモデルケースと成るように取り組む所存でございます。
成功するかどうか未来の事は誰にも分かりません、だからこそ国や行政と寄り添いながら学び・悩み・成長しなくてはなりません。
これからの有限会社zoriグループに対し、皆様の叱咤激励を頂きまして応援・ご支援賜りますようどうぞよろしくお願い致します。
代表取締役社長 平井 篤
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